放牧養豚プロジェクト報告 8

滑ツ境保全事業  NPO法人日本放牧養豚研究会


DSC09862.JPG 佐渡市八幡 雪の高浜から30メートルほど入った休耕地に牧区を造り、第一牧区に2013531日より、子豚の導入が始まりました。

牧区の広さは、1区画15メートル×30メートル、450uで、ここに1520頭収容しています。620日には、第二牧区にも豚を導入し、合せて29頭が飼養されています。

背後には、佐渡を代表するホテルの八幡館と佐渡博物館があります。
DSC09885.JPG 夏の強い日差しを防ぐために寒冷紗を使った日よけを作っています。土地は砂地で、水がたまることはありません。

また、砂は体感温度を下げるので、豚たちは砂を掘り下げて体感温度を下げます。夏場は、夜でもこの天幕の下で寝るようです。
DSC09771.JPG 雨が降ると、屋根付きのテントの下で寝ることになります。

テントの床は地面より一段上がり、土砂の侵入がないようにしています。同時に餌箱もこのテントないにおいて、寝場所と採食場所が同じになるようにしています。

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月までは、この状態ですごすことになります。