豚の成長と繁殖生理 柔らかさと深み=脂肪が重要

 豚の成長の順番は、骨格→筋肉→脂肪の順となります。

これを、体型で観ていくと、高さ→長さ→深み(胸幅)となります。

豚についても、繁殖性を維持するためには、ある程度の脂肪の蓄積と胸部の幅と深みが、必要になります。脂肪は、それ自体でかなりの保温断熱性を持ちますから環境の変化にも強くなります。

ただ、注意しなければならないのは、十分に筋肉が出来、柔らかさがついてからの脂肪蓄積でないと、その繁殖能力を生かしきれないという点です。

そのためには、歩かせてその柔らかさを確認しなければいけません。

今年は、しっかり 豚を観て自分なりにこういう豚を造りたいという育種の考えを確立する必要があります。

新しい年は、豚をしっかり観ることから出発しましょう。

強健性と幅を持った

ブリテッシュ、バークシャー(英国バーク)

脚は細いようですが

弾力があり、体積のある体を支えきります。

系統 スモリーコンベ ナマジャラ 雄 04/1/20生まれ

大分県豊後大野市

清川BBファーム