緑餌の薦め ブタソバツル草

 

 子豚を太鼓腹にすることで、免疫力を高められること

さらに、繁殖豚でも、その餌給与に緑餌を組み入れることで、おおいに 繁殖性が改善されることを 述べた。

夏は、草刈が、一仕事となる。こんれに対し 今から30年ほど前に作られた農場で、いい話を聞いた。

そこでは、開場の際に、豚に緑餌をやることが、基本と考え、「ブタソバツルクサ」とよばれる、繁殖性も強く、年4回は、刈り取りが出来、嗜好性も抜群の根で増殖できるツルクサを全農場に蒔かせ、繁茂させている農場に行きあった。

その農場では、ツルクサが、雑草に打ち克ち、いたるところで 繁茂している。

ツルクサも時代の流れと伴に、あまり使われなくなったが、今再び、緑餌として使おうということに、農場で決め、時間があれば、鎌で刈り取り、給与している。

まず、豚が争って食べ、下痢便から健康なネットリした固形糞にかわるということで、この成果に注目があつまっている。


長い茎と柔らかい葉を持った

ブタソバツルクサ

葉っぱ と 群生しているところ

繁殖力は旺盛で、次々に根を伸ばし

特に 土手などは 簡単に覆いつくしてしまうようで、手がかからない。

4月から9月ぐらいまで繁茂する。

豚はツルクサが大好き

すこしでも、刈って 小屋に放り投げると、たちまち、集まり大騒ぎ

このように、まとまって集まり、ワイワイやりながら 食べることも豚のストレスを緩和し、あとの 健康状態の改善にもなるようである。