丹毒が 発生中 人間も気をつけよう。

 

 関東から西の地方では、養豚場での丹毒の発生が梅雨の到来と伴に報告されてきました。丹毒は梅雨の時期になると、発生が報告されてきましたが、今年は、例年よりも多いようです。

生ワクチンでの防疫がかねてより効果を あげてきましたが 打つ時期 方法

また豚の体調などで必ずしも十分な防御ができていない例も聞いています。

特に原則として、母豚には、毎年、子豚には35日令以上というのが、必須条件です。

昔から丹毒は、「ひし形」の発疹が下腹部中心に出るといわれてきましたが、最近では、下腹部全体が赤くなるものが、多いようです。

丹毒にかかると、高熱でフウフウしていますが、この赤い発疹をたたくと、痛がり反応するので他の病気と区別がわかります。

人間にも感染するので注意が必要です。とくに、傷口から菌がはいりやすいので、手洗い、傷口の消毒には、念をいれてください。


丹毒は、豚ばかりではなく、人間にも感染します。

特に、きりきず、すりきず、などから、侵入しやすくなります。

豚と同様、菌が入った部位が赤くはれます。

治療には、ペニシリンが有効ですが、菌の総量を減らす防疫体制が不可欠です。