北海道の豚丼

 

今月 北海道 の帯広市に、仕事でいってきました。

その際に、気になったのが、十勝名物豚丼という看板が市内各所に見られたことです。

豚丼に加え、豚丼のタレまでスーパーでは売られています。

しかし、これは、北海道でも十勝から東半分位で、札幌にはないそうです。

豚丼は、牛肉のカルビ丼の豚肉版ともいえなくないものです。

醤油、ミリン、酢 等で、サラっとした感じのタレをつくり、これに豚肉をからめて炒めご飯の上に乗せただけの物です。

豚肉には、醤油とミリンの味が良くなじむようで、他のおかずがなくとも、ご飯が食べれ元気がでるものです。どうして帯広で「豚丼」?と聞いてみたら、十勝地方(帯広周辺)に開拓に最初に入った明治の人たちは

「鍋ひとつ 豚1匹」をもって、入植したという記録が残っていました。

いまでこそ十勝は、豚は少数で酪農地帯ではありますが、輸送手段が未発達のころは、開拓者の命と生活をささえたのは、ともに連れて行った豚だつたでしょう。

野菜のない時期、おかずにしておいしく、簡単で栄養万点の食品として豚丼は、開発され愛用されているのでしょう。


スーパーマーケットの棚

豚丼は、十勝の名物