「湿度43% 以下は、危険信号」

 

 10月 11月は、年間で一番豚の事故が増え驕b

これは、一番には 1日の最高気温と最低気温の較差=日格差 が10度以上になることからおきる。

それと同時に、湿度が低下し しばしば 50%を切ることも、大きな原因となる。

ウィルスは、湿度が43%以下になると活発に動き増殖することが解明されている。

インフルエンザなどは、この代表例で、「乾燥が感染を呼ぶ」といえる。

対策は、加湿でとにかく、離乳舎、肥育舎においては舎内の湿度を50%以上に、保つのが管理の基本といえる。湿度は、体感温度を高める。

例えば、舎内温度が16度で湿度が60%の時、これを70%にすれば、体感温度は、

+2.7度 上昇することになる。

寒くなると、加湿による散水が温度低下をもたらすような印象があるが、直接 豚体にかからなければ、問題はない。細霧装置も寒くなった夜間でも、運転間隔を検討することで

逆に体感温度のアップと感染防止がはかられるのである。

通路、カーテンへの散水で、湿度アップがはかられるのである。