「技術者倫理」

 

 硬い ということは 「モロイ」 

現場での作業は、ともすると、「手抜き」「いいかげん」を求める誘惑が、生まれやすい。

これを克服するのは、学習 検討 そして 働く人 周囲 との絶えざるコミュニケーションを通じて生み出す「緊張感」といえる。

日本の養豚の 衛生状態の悪化は、世界的に見ても かなりのところにある。

一つは、施設の収容能力以上のミツ飼い

いまひとつは、外部からの汚染の可能性に対しての自覚のなさである。

おしなべて養豚生産者は、豚に対しては、主人であり、技術者であるはずである。また、関連技術者、指導者も この業界には多数いる。

今朝 新聞のコラムにアメリカでの技術者の倫理規定がかかれていた。その内容は 

「技術者は、公衆の安全、健康、福利を最優先する」

「技術者は、あるプロジェクトが成功しないと思う場合、依頼者などにその旨を助言する」

「技術者は、公衆を欺くすべての行動や実務を回避する」

フ3点であつた。

日本の養豚は衛生対策を経営の中心におかないとマネージメントできない。

技術倫理を中心に据えて「消費者に顔を向けた生産」を構築していかなばならない。