信州は秋! BB種豚群もスタンバイOK!
ブタソバつる草もFULL!



 今、信州BBファームは、紅葉の真っ盛りです。農場の周りは、錦につつまれたようです。クヌギの木も多く、ドングリが沢山おちてきています。イベリコ豚の実証実験をしてみようと思い? 毎日、沢山落ちてくるドングリを給与してみました。
 種豚達に給与すると、舌と口の前側を使い、吸い込むようにして、ドングリを食べていきます。口の中で粉砕して、飲み込みます。床に落ちたドングリも、掃除機の先端装置のように吸い込み口に入れていきます。
 鳥取県でも、ドングリを食べさせて、差別化している豚肉があると聞きましたが、大量にドングリが手に入るところでは、仕上げの餌の10%ぐらいをドングリで代替し、出荷前2ヶ月ほどたべさせれば、独特のボタン脂肪(白身)ができると思います。年末用に少しためしてみればどうでしょうか?

 信州BBファームも開場して2年になります。農場もかなり整備されました。豚舎もフル稼働です。
 私は2005年の創業以来、BB種豚を連れて大分、千葉、佐渡、長野と「放浪」の養豚を続けています。その際、熊本で発見、大分に導入した豚用の牧草「ブタソバツルクサ」を、それぞれの牧場で増やしてきました。それ以上に全国の養豚家の要望に応え、これは無料で行いましたが、ブタソバツルクサの配布もしてきました。

 信州は、ソバの産地で有名です。長野に入ったとたん、そのソバの味に惹かれます。そのソバの産地で、ブタソバツルクサを昨年、敷地の土手に刺し芽で植えました。
 さすがソバの産地で2年目。これまでのどの産地よりも立派にソバは成育し育つことができました。白い花が咲き、これから結実を迎えます。



▲今、白いブタソバツルクサの花の最盛期を迎える信州BBファーム
花は実をつけ、これを収穫して播くと、またその芽からブタソバツルクサができます。
ソバにするほど沢山はできませんが、実を収穫し、配布は出来ます。ご要望があればお知らせ下さい。